プルデンシャル生命からのコンタクト

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プルデンシャル生命からのコンタクト

ヘッドハンティングと言う言葉を聞いたときに、社会に出て働いている人間なら少しは心が動かされるものです。自分のやってきた功績や仕事ぶりを社外から評価され、あなたが欲しい、と言われれば悪い気はしません。また多くのヘッドハンティングの事例の場合、給与面でも今までより高待遇となり、一気にキャリアアップを図れます。自分の人生の大きな分岐点となるヘッドハンティングは、魅力もあり不安もまた同時にあります。
給与面の優遇、仕事内容の面白さ、社会的な地位の向上などが引き抜かれる側のメリットとしてあるとすれば、その反面、勤務形態や勤務場所の変化、人間関係の変化、また生活そのものが一変するなどのデメリットもまたあり得ます。さらに、引き抜かれた人間は即戦力として期待されています。すぐに成果を出さなければ、会社に見限られるのも早いと言えます。真っ先に責任を取らされるのは自分であると言うプレッシャーも当然あります。他にもデメリットはたくさんあります。
現在よく耳に入ってくる会社名として、プルデンシャル生命があります。アメリカの大手ファイナンシャル会社を親会社として持つこの企業は、ヘッドハンティングにとても積極的です。
営業マンのほとんどが中途採用であり、大手企業等からの引き抜きによって成り立っています。全国にある各支社の支社長などの人間が、直接引き抜きを担当しています。あらゆる伝を頼りに営業マンを見つけ、声をかけて自社で働くよう促します。この内容があまり褒められたものではなく、かなりアバウトな選考基準によるものだと言われています。
引き抜きの電話を受け激怒する人も多いです。担当者によりかなり違いはありますが、相当失礼な物言いをされた人もしばしば見受けられます。まず、今の仕事内容や業績を把握した上で電話をかけてきたのではなく、学生時代の活躍であったり、特定の誰かからの紹介のみでの判断という話もよく聞きます。それでなぜ自分に話が来たのか不思議に思うほどです。
引き抜き担当の人間はそれぞれが色々な殺し文句を持っていますが、やはり多いのは努力次第でいくらでも稼げると言う年収の高さです。億を稼ぐことも夢ではないと言うようなことを説明してきます。実際に年収数千万円や、1億を超える社員もいるようですが、当然そういった人たちは会社のごく1部の人間です。あなたならできると、さもあなたの事を知っているように話しかけてきます。
しかしその実は、とにかく営業マンの数を集めたいという戦略です。プルデンシャル生命は、離職率の高さでも有名です。少しキャリアを重ねると給与の大部分が歩合制になります。新規の契約を獲得しないと、給料は限りなくゼロに近づきます。生命保険会社の悪い噂としてよく聞く、家族や親戚、知り合いなどから徹底的に契約を取らせ、それ以降は自分の力でなんとかしろ、というスタンスの支社も多いです。
引き抜き担当の人も海千山千の強者が多く、話術に長け、ノウハウが豊富です。言葉巧みに引き抜かれる人のプライドや野心、成長したいと願う心を上手にくすぐってきます。とにかく多くの営業マンを集めることが彼らの仕事なので、ある意味業務に忠実とは言えますが、引き抜かれる方はその後苦しむことが多いです。新規の契約を取り続けることができれば良いですが、そうでなくなった時、悪い意味で人生の岐路に立たされることを覚悟しておかなければなりません。
肝心の仕事内容も、かなり過酷です。生命保険に加入してない人はかなり少数派です。となると、自然に今ある契約から自社の契約に変えてもらわなければなりません。これは簡単ではありません。プルデンシャル生命には、契約を取るためのマニュアルがあります。これはどこでもあることですが、内容がかなりシビアです。営業マンとしてそこそこの自信があったとしても、厳しい内容と言われています。契約を取るためにそこまでしなければならないのかと驚くほどです。それに耐え得る強靭な精神力の持ち主でなければ生き残れないということです。
会社そのものの考え方もシビアであることは、想像に難くありません。成績を残せない営業マンを指導によりなんとかできる営業マンに育ててあげたいと言うよりは、次を探せば良いという考え方に近いです。だからこそ、多くの人に声をかけるのです。ヘッドハンティングと言うと聞こえは良いですが、その中身には、とにかく数を増やしたいという戦略が見え隠れします。
彼らのやり方や業務内容をよく知らない人は、おいしい誘い文句に乗せられて甘い夢を見て、誘いに乗ってしまいがちです。もちろん、プルデンシャル生命に入社してバリバリ稼ぎ、この会社に入って本当に良かったと思っている人も大勢います。しかし、そうでない人の数が多いことも知っておかなければなりません。自分がそうなってから気づいたのでは遅いのです。ヘッドハンターの話だけで判断するのではなく、正しい知識を得た上で自分で決断しなければなりません。
一生のうちでもあまりない機会なので、ここからヘッドハンティングの話が来たとしても、一度立ち止まり、慎重に考えを重ねるべきです。